Villa Revollaの目の前
牧之原市切山の山の上に佇む「最明寺」では、2026年9月、12年に一度の貴重な御開帳が行われます。
鎌倉時代から続くと伝えられる古刹
最明寺は、鎌倉幕府5代執権・北条時頼が創建したと伝えられている寺院です。
かつては12の坊舎が建ち並ぶ大きな寺院だったといわれていますが、戦国時代に武田・徳川の兵火にあい、次第に荒廃。
現在は、本尊を祀る観音堂と仁王門を残しています。
山の上にひっそりと残るその姿からは、かつてここに大きな寺院があったことを想像するのが難しいほど。
それでも、この場所には長い歴史と、地域の人々によって大切に守られてきた文化が残されています。
12年に一度だけ姿を現す「千手観音菩薩立像」
最明寺の本尊は「千手観音菩薩立像」。
普段は見ることのできない秘仏で、12年に一度だけ御開帳されます。
像高は98cm。
木造の仏像で、左右合わせて42本の手を持っています。
作者や製作年代は明らかになっていませんが、東大寺の大仏建立にも尽力した奈良時代の名僧・行基の作と伝えられています。
この千手観音菩薩立像は、牧之原市の指定文化財にもなっています。
山上で発見された観音様
最明寺には、この観音様にまつわる伝承も残されています。
最明寺が荒廃した後、千手観音菩薩立像は長い間、所在が分からなくなっていました。
ところが、村で疫病が流行した際、山上の松の木の間から観音様が発見されたと伝えられています。
そこで庄屋の村松氏が観音堂を再建し、観音様を安置したところ、疫病が鎮まったという伝承が残っています。
長い年月を超えて、今もこの場所で大切に祀られている観音様です。
2026年9月、12年に一度の御開帳
そんな普段は見ることのできない秘仏が、今年、御開帳されます。
最明寺 千手観音菩薩 御開帳
日時:2026年9月21日(月・祝)〜23日(水・祝)
場所:最明寺 千手観音堂境内
住所:静岡県牧之原市切山509
12年に一度しかない、貴重な機会です。
次に御開帳されるのは、また12年後。
近くに住んでいる方はもちろん、牧之原を訪れる方にも、ぜひ足を運んでいただきたい場所です。
Villa Revollaから、すぐそこ
最明寺は、Villa Revollaのすぐ目の前。
Villa Revollaは、アートや建築を楽しみながら滞在できる「泊まれる美術館」です。
でも、ここで楽しめるのは、館内の作品だけではありません。
ヴィラを一歩出れば、そこにはこの土地に長く残されてきた歴史や文化があります。
山の上に残る古刹。
12年に一度だけ姿を現す千手観音。
そして、地域に語り継がれてきた物語。
「泊まる」ことをきっかけに、その土地を知る。
そんな旅も、Villa Revollaで過ごす時間のひとつだと思っています。
2026年9月。
12年に一度のこの機会に、ぜひ最明寺を訪れてみてください。
